島も人も!マングローブの森が健康のバロメーター
沖縄から飛行機で約1時間。機内から見下ろした石垣島は、マングローブの森が遠くまで広がっていました。それもそのはず。2007年に石垣島は日本最南端の国立公園、「西表石垣国立公園」の一部として指定されました。
昭和40年から周辺海域を含めた島々(計91,676ha)と同様に公園区域としてその自然を保護されてきたのです。原生状態に近い生き生きとした亜熱帯性常緑広葉樹林や国内最大規模のマングローブ林など亜熱帯特有の自然環境が広がる中で育まれた特別な商品を紹介します!
「石垣の塩」神秘的!月の満ち欠けで塩作りはされています。
産まれたときからこの島と共に成長してきた代表の東郷氏は、「森が豊かだとサンゴも海水も元気になる。塩は海がつくるのではなく、マングローブが育む」と言います。
子どもの頃から潜ることで日々の海の健康をチェックしているのだそうです。この地は、公園に指定される前から塩作り発祥の地として伝統的な製法を守り続けてきました。サンゴのカルシウムが溶け込み、何にでも相性がよいバランスの取れたものなのだそうです。
ビオセボンでも定番人気の「石垣の塩」、実は月が関係しているとみなさんご存じだったでしょうか?月の満ち欠けで作られており、通常は中弦の月に汲み取った海水なのだそうです。
原料となる海水は季節ごと味わいが微妙に違いますが、さらに不思議なことに月の満ち欠けでもうまみが変わるのだそうです。
本土で手に入るのはビオセボンだけ!満月限定で作られる「満月の夜の塩」
そんな神秘的な話を聞きながら工房を回っていたところでふと、気になる桶を見つけました。
聞けばなんと新月と満月の時に少量採取したものを、直営店限定で販売しているというではありませんか。新月は、甘みがあり肉魚に相性がよく、満月は海やサンゴが特に元気になるからか、大地と繋がるもの、つまり農産物ととても合うのだと教えてくださいました。ビオセボンのお客さまが日常使いしてくださっているおいしい有機農産物を、より一層楽しんでいただけるよう、この度直営店限定商品を少し譲ってもらうことにしたのです。
ぜひグリルしたシンプルな夏野菜にぱらりとこのお塩をかけて。うまみのハーモニーで新しい発見を楽しんでみてください!
「ガーデンパナ」ハーブの楽園。ステキなお庭で収穫したものが商品に!
言葉は要らないとはこういうことを言うのでしょうか。丁寧に手作業で手入れをされている美しい庭にはハーブやフルーツがなんと30種類以上。植えるには許可がいる「へごの木」も所有する別の山から56本移植し育てています。そして塩水や台風と日々戦いながら、農薬を一切使わずにすくすく育った植物で「ガーデンパナ」の商品は作られています。代表である遠山氏は東南アジアでベトナム語の通訳を本業とされており、お母さまが育んだこのお庭を本年より引き継いでおられます。併設されたカフェで提供されたメニューの数々はどれも植物のパワフルさを感じる香り立ち!ステキな景色とともにすっかり魅了されてしまいました。
今回ビオセボンにご用意頂いた「チャンプルの素」は、カフェで一番人気メニュー。レモングラス、月桃、島桑、島唐辛子、ウコンなど自社で獲れた素材を中心に作られています。チャンプルの素ではありますが、チャーハンやグリル野菜など温かい料理にかけるハーブがよい仕事をし、香り高い逸品になるのだそうです。石垣島に旅行される折にはぜひ、このカフェで素敵なひと時をお過ごしください。ご予定のない方は、ぜひこの商品で沖縄の暑い夏に想いを馳せるのはいかがでしょうか。
今回のサマーフェスでは、本土では普段なかなか見かけないブランドや商品を中心に集めています。ぜひビオセボンでのお買い物をお楽しみくださいね!
石垣の塩
沖縄県石垣市新川1145−57
工房見学/営業時間 9:00 ~ 18:00
https://www.ishigakinoshio.com/contact-us-1
ガーデンパナ
沖縄県石垣市崎枝239−14
営業時間 カフェ:9:00 ~ 17:00 (L.O 16:30)、ランチ : 11:30 ~ 15:00 (L.O 15:00)
https://gardenpana.com/